紅葉真っ盛りの京都へ行ってみた④永観堂ライトアップに挑戦。そして京都の夜は深く…

紅葉シーズンの11月22日から2泊3日で京都に行ってきたので、混雑度合いやおすすめスポットを紹介している今回の記事(普段は読書記録だよ!)、4回目は秋の名所と名高い永観堂に行ってきた話話です。

(この旅で回った場所を地図にプロットしたのでご参考まで٩( ᐛ )و)

人も景色も圧巻の永観堂、一生で一番の紅葉を見た

カフェ「北川半兵衛」さんについつい長居をしてしまい、18時過ぎに永観堂に向かって祇園を出発しました。よしもと前のバス停から「東天王町」で下車し、歩いて10分弱のところに永観堂(正式名称は禅林寺と言うそう)に到着しました。

ら、既に、既に人がめちゃくちゃいる!列を成して歩いている!

よく分からないまま、最後尾と思わしき位置につき、とにかく列に並び始めてみた。「チケットが〜」「20時半までに入園できないと中に入れません〜」「今から並んでも20時半までに入れる保証はできません〜」などという声が聞こえてくるものの、列は何故か常に動き続けているので、それらの声に耳を傾けることも難しく、(えっ見れないのかもしれないの?)と不安になりながらも、とにかく進みまくりました。

大体こんな感じで並んだよ!という様子を絵にしてみました。

境内図は公式HPより

恐らく40分くらい並んで、中門から境内に入ることが出来ました。列の長さの割に、常に列が動いていたのでストレスはあんまり無かったです。
ライトアップ終了まで約1時間ほど、イケてる写真は果たして撮影できるのか…?

モミジが、人が、とにかくすごい

中門をくぐった広場に、早速一面のモミジが!真っ赤に色づき、照明と相まって本当に燃えてるみたいだな…と、そんな陳腐な感想しか出てこないくらい、とにかく圧巻だった。

広場から先に進もうとすると、なんだか物凄い人だかりがあって、よく分からないままに少し並んでみたけど、一向に進まない(というか、あらゆる方向から人が押し寄せてしまっていて、恐らく前に進んだとしても身動きが取れないのではないかな)ので、時間があれば戻ってこようということで先に進みました。

(あとで考えると、池を見下ろすビュースポットだったのですね。それと、後から戻ろうと思ったけど、ライトアップ終了間際になると戻れないようにバリケードが張られてしまうので、見たい人は時間を意識して行動するといいかも)

とにかく人が多い、そして誘導する人が特に配置されていないので、満員電車のような混雑具合。なかなかのストレスですが、却ってあったかいのでこれはこれで良かったような笑

瑠璃光院の秩序ある混雑とは別世界で、改めて瑠璃光院は狭い敷地の中ででよく頑張っていたな…と思いました。

ビュースポット等々を先程の境内図にプロットしてみました。

境内図は公式HPより

いくつか写真を撮ったので、上の境内図と照らし合わせながら眺めていただき、観光気分を味わっていただけたら嬉しいです(^o^)

御影堂で突如始まった雅楽。人が押し寄せててわっちゃわちゃだった
阿弥陀堂に上がる階段を下から。覆いかぶさるようなモミジ!
緑と赤がグラデーションになっているのが綺麗だなぁと思っていた
錦雲橋を臨む。激混みで最前列に行くまで揉みくちゃになりながら待った
茶屋、時間があれば温かいものを頂きたかったな
戻れなかったビュースポット。突破も逆走も出来る雰囲気ではなかった(やろうとしたんかい)
秋はモミジの永観堂、とはよく言ったものだなあ
総門へ抜ける道。21時を少し過ぎた頃に照明がバツンと落とされていた

ちなみに永観堂って何だっけ?の話

散々参拝した後で恐縮ですが、永観堂の予習をし忘れてしまったので、ここで復習しておこうと思います。1ヶ月以上経ってるけどな。

非常に恐縮ながら、永観堂さんの公式HPの解説が読んでも高尚過ぎて理解できなかったので、以下ネットで調べた範囲でのわたしの理解を書き記しておきます。

  • 永観堂は通称であり、本名(?)は禅林寺(ぜんりんじ)と言う。
  • 浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院。元々は弘法大師・空海の弟子が開いた寺院で、えっ空海って真言宗じゃなかったかな?と思ったら、やはり最初は真言宗の寺院だったそうな。
  • 当時(平安時代)の貴族の山荘を譲り受けて建立した寺院で、7代目の時に、永観さんが浄土宗に目覚め、そこから浄土宗の寺院になったらしい。ちなみに真言宗は大日如来をご本尊とする仏教で、浄土宗は「南無阿弥陀仏」と唱えるタイプ(歴史で習ったね)の仏教だよ。
  • 通称となっている永観堂は、この中興の祖とも言うべき永観さんにちなんでいるよ。

宗教については分からないことだらけなので、改宗というか、鞍替えってあるもんなんだな〜って感想しか浮かばない🤔
それにしても、モミジはいつ誰が植えたものなのかしらん(恩田陸風に〆る)

とっても長くて濃厚だった京の夜の話

永観堂は21時閉鎖だったので、昨日よりも1時間くらい早くライトアップ見学が終了しました。ちょっと時間にも余裕がある(普通に考えれば既に遅い時間だけど)ので、ここから夜の街に繰り出すことに。

事前に京都を取り上げた雑誌をいくつかdマガジンで予習していたので(ところでdマガジンってかなり便利ですよね。女性誌も大体見れるし普通は買わないLDKも読んでみるとめちゃ面白いし)、そのリストの中から気になるお店へアタック!

今回お世話になったのはこちらの「酒トやさい イソスタンド」です。

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26030980/

古民家っぽい店内から楽しそうな雰囲気がこぼれ出てますね(そうか?)。1階席のカウンターが楽しそうだなぁと思ったのだけど、満席だったので2階のテーブル席へ案内いただきました。

酒と野菜、という冠だったのですが、メニューは野菜中心というよりも普通の和風ダイニングな感じで、どれも美味しかったです。(キラーコンテンツはアジフライらしいのだけど、この日は入店が遅かったこともありアジフライは売り切れでした、、残念)

店員さんがとても明るくて元気いっぱいで、食べ物やお酒をがんがん勧めてくれるのが楽しかったな。距離感近めなんだけど、嫌な感じが全然しないというか、いい人そうだな〜という雰囲気が接客からにじみ出てるというか…(そんなのばっかり)

乾杯に飲んだ珍しいスペインのビール。イネディットというそうです。良い意味でビールっぽくない美味しい( ◠‿◠ )

日本酒もぐいぐい進み、ほどよく酔っ払ったところで、お店の閉店時間(24時)にも近づいてきたので退店することに。
満腹レベルまで飲んでお酒もそこそこ飲んで、お会計は二人で7,400円くらいでした。良心的!

さて、ここでまっすぐホテルに帰ってもいいところではある(いやむしろ普通なら何も考えずに帰る)けれど、今日は京都の最終日…帰るには惜しい…何か…何か最後の夜を飾る素敵な場所はあるまいか…

と思っていたところで、同伴者が探してくれたのがバー「おもい川」

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001552/

お店の前に立っていた看板、店主が日舞のお師匠さん。素敵ィ!

バーです。お洒落です。

いや、お洒落というかお洒落以上に何より破壊力がある超楽しいお店だったので、気になる人は食べログ等の口コミを確認した上で、自己責任で行ってみよう。

何があったかわたしの口からは(居合わせた方たちの許可も得ていないので)多くは語るまいと思いますが、結果だけ言えば、楽しすぎて朝6時まで飲んだ

バーを退店した時には、もはや早朝とも言えない朝の京都。

ロマンチックなようで、こちとら酔っ払い。よく水平取れたな

(だって6時だもん)(さっき食べログみたら閉店は5時だったのでびっくりした。居座ってしまったごめんなさいね)
まだ全然酔っ払ってる頭と、だるさを抱えた体を引きずりながらホテルへとぼとぼ帰り着き、無理やりお風呂に入った後、チェックアウトの11時まで泥のように眠りました。燃え尽きましたが、後悔はありませんでした。だって破茶滅茶に楽しかった。

(補足すると、わたしは酔っ払ってしまったけどそれは余りに楽しくてお酒が進んでしまったからで、本来は自分のペースで飲めるし、長居はしてもしなくてもいいし、食べなかったけどお蕎麦が美味しいお店のようです。次に京都行った時にも絶対行きたい)