紅葉真っ盛りの京都へ行ってみた③やっぱり食べるでしょう、パフェを@北川半兵衛

紅葉シーズンの11月22日から、2泊3日で京都に行ってきたので、混雑度合いやおすすめスポットを紹介している今回の記事(普段は読書記録だよ!)、3回目はパフェ食べた話です。

初日に高台寺ライトアップを観賞した後、翌日バズり中の瑠璃光院にトライしたら待ち時間が半端なくてその間に比叡山をさくっと観光し、ようやく瑠璃光院を見て回り、人の多さと金の匂いにどっと疲れた、これまでの旅はそんな感じでした。
(この旅で回った場所をプロットしたのでご参考まで٩( ᐛ )و)

京都のパフェはレベルが高いとあちこちで(主に情報収集元になった雑誌類で)騒がれていたので、これはもう京都に行ったら絶対に素敵なパフェを食べよう、そう心に決めていたのでした。

映えるパフェが食べたくて祇園をウロウロ

折しも、今回京都へ行った11月22日〜24日は京都パフェコレクション2019が開催中。絶対にパフェが食べたい、そんな気持ちを胸に観光していたのでした(何回言えば気が済むのか)。

夜は永観堂のライトアップ紅葉に挑戦したかったので、出来るだけ京都の中心街でお茶をして、バスで永観堂まで向かうことを考えていました。

そこで、最初にトライしたのが「吉祥茶寮祇園本店」さん。

こんなの、こんなの、絶対食べたいじゃないか!

瑠璃光院拝観後、バスで国際会館駅まで戻り、そこから地下鉄で三条京阪へ。駅から歩くこと10分弱、京都らしい町屋っぽいお店が見付かりました。

しかし、お店に入ろうとすると立て看板が…まさか…

本日の整理券配布は終了いたしました(写真撮り忘れたけどそんな感じ)

な、なんと…ここでも(瑠璃光院でも)整理券配布とは…ハイシーズンの京都舐めてましたわ…

ちなみに吉祥茶寮には四条店もあるのでそちらにトライしてもよかったのだけど、気持ちを切り替えて別のカフェにトライすることにしました。

次に向かったのは「祇園 北川半兵衛」さん。無骨な店名もいいよね。高級感が漂うというか。

お店のサイトはこちらです。
https://gion-kitagawahanbee.kyoto/

こちらは八坂神社の向かい、ザ・祇園!な花見小路通りの裏道にあります。

最後に外観を撮ったので外が暗い。敷居高い佇まいが素敵。

入ってみて、整理券はいらなさそうな様子なのでほっとしつつ中へ。店員さんに恐る恐る人数を告げると(予約が無いと入れないんじゃないかと怯えていた)、「10組ほど待っているので、電話番号を教えてくれたら電話する」とのお言葉。

ええ、待ちます。待てば入れてくださるのであれば、もう全然待ちます。

普通なら10組待ちの時点で諦めるところだけど、パフェへの執着心に自分でも驚いた。店員さんに番号と名前を告げて、ひとまず退店。

さて、順番待ちをする間に、実はこの近辺で行ってみたいお店がいくつかあったので、そちらを見て時間を潰すことに。

その日だけの特別なチョコレート、加加阿365に行ってきた

「茶の菓」というお菓子で有名なマールブランシュさんの路面店。既に17時過ぎているのに、店内はそこそこの人出でした。

ここでチェックしたいのが、毎日見た目と味が変わるというその日だけの特別なチョコレートです。

店内には1年分、365個のチョコレートがずらっと並んでいて、それぞれに「⚫︎⚫︎の日」というキャッチコピー?みたいなものが付いているのが可愛い。お友達の誕生日とかにあげたい一品。

(同伴者の誕生日が「襟を正す日」で本人が憤慨しててめちゃめちゃ笑った)

この日の、11月23日のチョコレートは既に完売。欲しい人は早めにお店に行くのが吉だと思いますよ。

ここで、前の職場の人と旅行後に飲む機会があったことを思い出しお土産を購入!包装がとってもキュートなので、「絶対モテる」と思いながら買いました。

(肝心の飲み会の日にお土産を持ってくるのを忘れて、後日その人たちのところに郵送で送りつける悲劇)(モテない)

それと、せっかくなのでチョコレートを購入し、その場で食べてみました。京都の名所の名を冠したチョコレートたち。わたしは「貴船神社」にしました。

パクッとね、一粒300円くらい(高い)

ミルクチョコとチャイ味の組み合わせ。スパイスの香りがふわっと広がって、チャイをまさに飲んでる感じ!美味しかった〜〜。(チャイを飲めばいいのでは)

ハイセンス過ぎて購買層が読めないMaster Recipeにも立ち寄り

まだまだカフェに入るまで時間がありそうなので、続いてFrancfrancの新業態というmaster recipeにもお邪魔してきました。

Francfrancと知らなかったらちょい敷居高めな外観

1階と2階にそれぞれ食器、花瓶、リネン、アロマ…など、暮らしの品々がゆったりとディスプレイされています。お洒落が過ぎる。

正直ハイセンス過ぎて、これらの品々が家にあっても完全に浮いてしまいそう。わたしなんかに買われた品々が可哀そう。そう思ってしまう自分のことが嫌いじゃありません。(突然の告白)

素敵な品々が世の中にあるんだなあ、これに似合う暮らしってどんな感じだろうなあ、そうやって妄想を膨らませるのに良いお店だと思います。

(ここで買い物する人いるのかな?お店自体がショールームみたいな位置づけなのかな?と思っていたら、ミニ盆栽的なものを購入されている方がいてびっくりした。売り物なんだ…(当たり前))

いよいよ北川半兵衛へ潜入

まだまだ時間が余りそうだったので、花見小路通りを散策するなどして、カフェに戻ったタイミングで電話がかかってきたので、ノータイムで入店。お店の人も電話したと思ったら入ってきたのでびっくりされたに違いない。

2階建の店内、2階に案内していただき、階段を登ってすぐのところにあるソファ席に案内していただいた。黒を基調とした「しっとり」という表現がぴったりな店内には、テーブル席が恐らく5〜6セットしかなくて、外の喧騒からいきなり引き剥がされたような印象を受けます。

写真に表せないしっとり感、知ってたらドヤ顔で紹介できるね(知らなかったので驚いた)

(これは…エモエモのエモ…)(ルフィみたいに言うな)

などと思いながら、早速お茶を注文しました。

このお店のキラーコンテンツは「茶詠み」というお茶5種類(抹茶・煎茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶)とそれぞれにペアリングされたお茶菓子5つのセットだったので、その「茶詠み」と京都パフェコレクション限定の「特製ほうじ茶パフェ」を注文しました。

それぞれ、茶詠みが2,800円、パフェ(お茶付き)が2,500円です。高い。

そして、実物がこちらです。

茶筒…?

パフェは美しい層が見たいのにな…と思いきや、茶筒に入っているので中は全く見えません。この中に、どんな宇宙が広がっているのか…?と想像が膨らむ一品です。

パカッ、えっ美しい
お花も食べました。もしゃっと

パフェの中身は、クリーム的なもの、プリン的なもの、サクサクのフレーク、甘く煮た林檎、アイス的なもの…数種類の具材が渾然一体となり、大変に美味しかったです。コスモだわ、小宇宙だわこれは。

※結局のところ、何だかはよく分からないまま食べ尽くしてしまった。

茶詠みの方も、一つ一つのお茶もお菓子も上品で美味しかったです。

左から、抹茶・煎茶・ほうじ茶・烏龍茶・紅茶です(多分)

このコップが収まっている木の器に夢があるよね。

何より、一度腰を落ち着けてしまうとついつい長居してしまいそうな、このゆったりとした空間が最高で、自信を持って人にお勧めできるカフェだな、と思いました。(お値段は張るけどね)

さて、このあとはついに紅葉の名所と名高い永観堂のライトアップに挑戦しました。