カテゴリー「★★★★★」の投稿一覧

静かな祈りにも似た本屋大賞「流浪の月」に感じ入る土曜日のこと

2020年の本屋大賞受賞作として、少し前から書店で大きく取り上げられていて、インスタやツイッターでも見かける機会が多い「流浪の月」。 追記:2022年5月、映画化もしましたね!広瀬すずちゃんと松坂桃李さんか〜なるほど&# …(続きを読む)

一滴の嵐

隠れすぎた名作「一滴の嵐」が描く少年の関係性が胸に刺さったまま抜けない

ここに、ひとつの隠れすぎた名作がある。知っている人に出会ったことがないし、今後も出会うことはないかもしれない。でも、好みに合致する人の心を掴んで離さない、そんな作品です。そんなに隠れてないでもっと表に出てきて欲しい。 歴 …(続きを読む)

あなたとわたしの恋に効くお守り「放課後の音符」

(がーん、わたしの持っている文庫本の方が素敵な表紙だな…) あらすじとざっくり感想 女子高生たちの放課後を散りばめた短編集。 身体は大人でも、心はまだ中途半端な年代を描く作品は多数あれど、本作が他の小説と違うのは、文章に …(続きを読む)

闇が深すぎる桜庭一樹「私の男」を再読したら罪深さに一層慄いた

桜庭一樹作品の中で、一二を争うほど好きな作品です。 初めて読んだ時、「こんな作品を描ける男性がいるなんて、ジーザスなんてこった」と思ったものですが(桜庭初心者にありがちな勘違い)、その後桜庭さんが女性だったことを知り、な …(続きを読む)

【感想/ネタバレ/名場面】18世紀ロンドンを描く本格ミステリ「開かせていただき光栄です」は最高

小説の女王・皆川博子先生の長いキャリア(1972年デビュー!)でも後年の作品(2012年刊行)でありながら、代表作として挙げられることの多い「開かせていただき光栄です」が最高である、という話をこれから長々とさせていただき …(続きを読む)