練り練り設定×ゆるテイスト=良き(「パルパネルは再び世界を救えるのか」)
西の王を知っているか。 そうだ。 西から東へと破竹の勢いで勢力を広げ、今や大陸の半分以上を支配している、あの西の王だ。 どうして西の王が、王の中の王とみなされているのか。 西の王にひれ伏し従うのは、五億を超える民だけで …(続きを読む)
西の王を知っているか。 そうだ。 西から東へと破竹の勢いで勢力を広げ、今や大陸の半分以上を支配している、あの西の王だ。 どうして西の王が、王の中の王とみなされているのか。 西の王にひれ伏し従うのは、五億を超える民だけで …(続きを読む)
オーブランほど美しい庭は見たことがない。 湿り気を含んだ薫りの良い黒土に、青々繁々と奔放に育つ植物たちを目の前にすると、大地は生命の母などという陳腐な文句でさえ心からまことだと感じられる。命尽きた花は大地に落ち、分解さ …(続きを読む)
神山まるごと高専ってご存知ですか?起業家を育成するための高専が神山に2023年から開校したのですって。 わたしは”高専”と”工業高校”の違いすら元々知らなかったのですが、取 …(続きを読む)
会社で受けた研修の講師が勧めていたので読んでみました。(真面目か) これがですね、予想以上に面白くて。読み終わったときに「なるほど……」と訳知り顔で頷いてしまいました。 本書は、誰もが恩恵に預かっているスマホ画面を二本指 …(続きを読む)
<香りで万象を知る>少女を主人公にした、ファンタジーの大家(※)上橋菜穂子さんの新作を読みました。※上橋菜穂子さん、日本のファンタジー作家で一番有名なのでは? 上下巻でそれなりのボリュームなのですが、面白すぎて下巻はほぼ …(続きを読む)
第166回直木賞受賞作品!おめでとうございます。 米澤穂信さん作品は遠い昔に「氷菓」シリーズを一作品読んだくらいでそこから読む機会がなかったのですが、「満願」や「王とサーカス」が人気な印象があって、本作も史上初の4大ミス …(続きを読む)
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の受賞後第1作ということで話題になった「クララとお日さま」をようやく読みました。 ところでノーベル文学賞って、特定の作品に対して贈られるものでは無いのですね。 ノーベル文学賞はそ …(続きを読む)
最近分厚い本ばかり読んできたので(愚かな薔薇、同志少女、黒牢城……)、久しぶりに薄めで読めるもので、ファンタジーとか読みたいな…と思い、こちらを手に取りました。 渋くてカッコいいイラストが印象的ですね。多崎礼さんの「血と …(続きを読む)
久々の伊坂作品でした。 話のスケールは決して大きくないのに、こんなにも面白いなんて。小さなお話たちだからこそ、読み手に寄り添う感じがするのかもしれません現実的でありながら、奇跡やロマンがひと匙振りかけられているような読み …(続きを読む)
17年ぶりのシリーズ新作!と界隈がざわついた「薔薇のなかの蛇」が、2021年5月26日に発売しました。 書店では24日頃から並び始めている、という情報をTwitterで発見し、慌てて買いに行ってきました!(サイン本は入手 …(続きを読む)
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