カテゴリー「★★★★★」の投稿一覧

「カラオケ行こ!」漫画から映画、そして続編「ファミレス行こ!」まで

みなさん、映画「カラオケ行こ!」が大ヒットしていますが、映画&原作、そして続編である「ファミレス行こ!」はもう履修されましたか? わたしは先日、40人限定の映画公開記念イベントで生綾野剛を浴びるという幸運を授かり、「これ …(続きを読む)

これは新鋭!逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」の圧倒クオリティ

近頃書店の文芸コーナーに行くと、こちらの表紙を見かける機会が多いと思います。 アガサ・クリスティー賞(後述)で、同賞の史上初、審査員全員が満点をつけたとの触れ込みで、しかもデビュー作で早くも直木賞ノミネートと、何かと注目 …(続きを読む)

しんどさと面白さが正比例する「アルモニカ・ディアボリカ」における絶望の果て

皆川博子先生(1930年、昭和5年生まれ!御年91歳!)の新刊「インタビュー・ウィズ・ザ・プリズナー」が6月16日に発売しました。 (これから読みます。何一つ予備知識のない状態で読みたいので、帯すら読んでない) 上記の新 …(続きを読む)

新刊に備えて「麦の海に沈む果実」を再読した

2023年5月に恩田陸さんが「薔薇のなかの蛇」を発売します(唐突) 別記事でお伝えする予定なので詳細は置いておきますが、シリーズ前作にあたる「麦の海に沈む果実」を久しぶりに再読して、やっぱり大好き!!!!!!と再認識した …(続きを読む)

【ネタバレ】命蠢く湿地は全てを覆い隠してくれる…「ザリガニの鳴くところ」の沼は深い

【2021年4月14日更新】本屋大賞2021の翻訳小説部門第1位になりましたね、おめでとうございます!!ということで、文章全体がちょっとでも読みやすくなれば…と思いちょいちょい修正しました。 翻訳小説部門第1位は『ザリガ …(続きを読む)

静かな祈りにも似た本屋大賞「流浪の月」に感じ入る土曜日のこと

2020年の本屋大賞受賞作として、少し前から書店で大きく取り上げられていて、インスタやツイッターでも見かける機会が多い「流浪の月」。 追記:2022年5月、映画化もしましたね!広瀬すずちゃんと松坂桃李さんか〜なるほど&# …(続きを読む)