しんどさと面白さが正比例する「アルモニカ・ディアボリカ」における絶望の果て
皆川博子先生(1930年、昭和5年生まれ!御年91歳!)の新刊「インタビュー・ウィズ・ザ・プリズナー」が6月16日に発売しました。
(これから読みます。何一つ予備知識のない状態で読みたいので、帯すら読んでない)
上記の新刊は、第12回本格ミステリ大賞受賞・第24回このミステリーがすごい!第3位の名作「開かせていただき光栄です」および衝撃(まじで。煽り文句とかでなく衝撃の)の続編「アルモニカ・ディアボリカ」のさらに続編であり、完結作とのこと。
もうこれは前二作をしっかり復習した上で、伏して新刊をお迎えしなくては…!
ということで、「開かせていただき光栄です」「アルモニカ・ディアボリカ」を再読したので、今回は二作目の「アルモニカ・ディアボリカ」の感想をしたためようと思います。
一作目の「開かせていただき〜」の感想は、初読時に書いたのでもしよろしければ。(読み返したらちょっと文章が恥ずかしい感じだったので今回ちょっと書き直しました)
続編なので、このブログに来てくださる方は前作を読んでいる前提…と思われるため、ネタバレ全開で書いて行きますので、シリーズ未読の方はくれぐれもご注意くださいね。
もし、「アルモニカ・ディアボリカ」って印象的なタイトルだけど、どんな話なんだろ…?と思ってこちらに来ていただいた方がいたとしたら、とてつもなくしんどい内容だけど、しんどければしんどいほど面白いというヤバイお薬のような味わいがあり、それでいて本格ミステリらしい謎の散りばめと回収のワクワクもあり、何より全編が一人の青年の巨大感情によって覆われている、好きな方には破茶滅茶に刺さる作品です。ということだけ(”だけ”とは言えない文量)お伝えさせていただきたい。
いやいやあらすじくらい教えてくださいよ、という方もいるかもなので、簡潔にご案内しようとすると、こんな感じになるかと思います。
前作から5年。「天使が墜死した」という奇妙な噂を聞きつけたバートンズ。(解剖医ダニエル・バートンとその弟子たち)遺体には、「ベツヘレムの子よ、よみがえれ」という謎のメッセージが描かれているという。そしてその謎は、ロンドンに広がる底知れぬ闇と、一人の青年の哀しい人生に連なるものだった…
幻の楽器“アルモニカ・ディアボリカ”をめぐる怪異、ロンドンに実在した精神病院“ベドラム”の深い闇、前作で活躍した中心人物の悲痛な過去。18世紀ロンドンを生々しく描き出す本格ミステリ。
前作で、とっても素敵だった登場人物二人がおりましてね。
「この二人はどこでどう出会ったんだろうな?過去編があったらいいのになぁ」なんてぼんやりと思いながら本作「アルモニカ・ディアボリカ」を読み始めたら、そんな甘っちょろい想像を殴り倒すような展開が次々と待ち受けていて、度胆抜かれるわ泣きそうになるわ、なんかもう色んなものがこみ上げてきて大変なことになります。
気軽な気持ちで読んだら痛い目みるぜ!
Contents
ネタバレ感想
初読時のメモを引っ張り出す
初めて読んだ時と、2回目に読んだ時とで、微妙に印象が変わったのが今回の発見でした。
初読時、この自分の内側から湧き上がる迸る感情を書き留めておかなければ…!と、evernoteに感想というかブログの下書きというかをメモしていたことを思い出し、今回読み終えた後にそのメモを見返してみました。
(※当時、勢いに任せて書き散らしたものを記事としてまとめる余力が無くて放っていたのでした。読んだけど感想書かない時は大抵そんな感じ。うまく言語化できなかったり、まとめられなかったり)
そのメモは、一言で表すならナイジェルの巨大感情に押しつぶされた(恍惚)って感じのメモだったのですが、今回は一歩引いてというか、後半の謎解きをちゃんと理解したいという意識があったので、ナイジェルにはそんなに振り回されずに済みました笑
以下、初読時メモからの抜粋です。
本格ミステリとしても一級品だけど、一冊まるごとナイジェルの哀しい恋文だったように思えた。ラスト2行がね、ずるいよそんなのって感じで。
本の帯とかに「ラスト●ページで世界が変わる」みたいな煽りをよく見かけるけど、そんなに衝撃を受けたことって、実際にはあまり無いと思う。少なくともわたしは、本当に衝撃を受けた記憶が無い。
けれど、この本のラスト2行は、この物語と、主題となる青年の悲哀が全部ぜーんぶ込められていて、もう…もう…!みたいな気持ちになります。ほんとしんどい。野次馬根性を刺激するロンドンの暗部(しかも限りなく実話であろう)だったり、青年同士の恋とも、愛とも、友情とも、確執とも言えない”何か”が読みたい方にはたまらない傑作。(こう書くと女性向けなように思えますが、男性が読んでも十分面白いと思うんだけどどうだろう)
ナイジェルって青年がね、すごいんですわ。だって、特殊な生い立ちのせいで、なにが”普通”で、なにが”普通じゃないか”の区別がつかないんだよ。ある意味、徹底的に純粋で、そして徹底的に狂ってるという。
初読時メモ
こんな青年が、この時代のロンドンには実際にいたんじゃないか、そう思わせる描写の繊細さがお見事で。
興奮がすごい笑
当時は”ブロマンス”という言葉を知らなかったのですが、本作はそれに類すると言えるかもしれませんね。
(わたし自身は”ブロマンス”という表現をあまり好まないのですが。もっと広義の”関係性”好きというか、タグにも付けてますが”巨大感情”の方が自分の好みの感覚に近い気がします。また、ブロマンスは一般的に”性的な関わりはない”とされていますが、本作だとナイジェルがエドに「本当のキスを教えた」(!?!?)とあるので、二人は性的な関わりもあった…BL、ボーイズラブの領域なのかもしれませんね)
二人の関係性で思い出した”あの作品”
エドとナイジェルの関係性の、形容のしようの無さ…依存であり、親愛であり、もちろん友情でもあり、保護者と宿り木でありながら、実は宿り木の方が宿主を支配していたような…に身悶えしながら、かの名作ホラー「霊応ゲーム」の構図にちょっと似ているんじゃないか?とも思ったのでした。
霊応ゲームを思い出した
初読時メモ
ジョナサンとリチャードの関係に、エドとナイジェルが重なって。二人の間柄を、いったい何と呼んだらいいのか分からない関係性も同じだなと。(気になったのでさっそく読み返したら、ジョナサンの方がずっと気弱だった。重なるとか思ってごめんねナイジェル。リチャードが狂ってる感じも、ナイジェルが持つ二面性ほどの意外性はなかったかな。うーん、でもどっちの組合せも好きだな!(結論))
霊応ゲームは、いじめられっ子・ジョナサンが孤高の一匹狼・リチャードに憧れたところから二人の友情が始まるのですが、それがいつしかエグめのホラーに転じていく…というトンデモ作品で、これまたブロマンス小説として一部で有名だと思うのですが、ジャンルは違えど通じるものがあるので、本作におけるエドとナイジェルの関係性が刺さった方は、霊応ゲームもきっと面白く読めると思います。おすすめです。
終盤の解明編についていけなかった人は正直に手を挙げなさい
はい、わたしです✋
再読するんだから今回はバッチリ全容を掴んでやるぜ!と意気込んでいたのですが、横文字の登場人物が入り乱れて、えっ、ちょ、誰がそれで…?とワタワタしました。え、ビリーって結局誰?笑
面白いって言いながらストーリーを誰かに細かく説明しようとしても出来ない、みたいな。ミスリーディング アンド ミスリーディング アーンド ミスリーディング!って感じでしたね。(しつこい)
ということで、本記事の後半で真相図解に挑んでみます。わたしと同じく、混乱した方は頭の整理にお役立てくださいね。
ただ、読者が分かりにくいと思うのも仕方がない構造だし、それに本格ミステリというにはちょっと御都合主義すぎるかなと思うところもありました。前作「開かせていただき光栄です」と比較すると、離れ業が多いというか…。
まず、ナイジェルの死に、彼の重要な過去であるベドラムが関係するのは当然のことなので、ベドラム探索が間に挟まってくるのは当然だと思う。だから、ディーフェンベイカーさんとケイトのつながりから、ケイトが物語に絡んでくるのも理解できる。
けど、そこにアンディとエスター、ケンタウロスの見世物として生きるレイ・ブルース(ケイロン)が絡んでくるのは、あまりに偶然が過ぎないか…?
18年前の演奏会事件と天使墜死事件が絡み合うことで読み手の頭の中でも時系列がこんがらがって混乱するし、色んな人の証言を基に両方の事件の推理に挑むジョン・フィールディング閣下だけど、集まる証拠が少ない・不確かすぎて推理というより想像・妄想の域になっていたし、しかもその妄想がことごとく当たっていくのも、ちょっぴり無理矢理感があるな…と。
例えるなら、超難関ゴルフコースだったけどホールインワン連発してベストスコア叩き出しました!みたいな、そんなのあり?な感じ。
それでも、先述のナイジェルの巨大感情に突き動かされ、法と情の間で葛藤する判事閣下に共感と敬意を覚え、罪無き人々が報われたラストに安堵し、今回もまた自らを犠牲にしたエドに胸を締め付けられ……とても読み応えのある、味わい深い、名作だと思いました。
エモがすぎる名場面集
前作よりも本格ミステリっぽさが薄れる分、エモが増し増しだった本作。名場面が多かったなと思いました。声に出して読みたい銘文ばかり。
ということで、わたしが特に刺さった箇所を、わたしの主観コメント付きで振り返ろうと思います。
⚠当然とんでもないネタバレが続くので、未読の方は見てはいけませんよ。痛い目見ても知りませんからね!⚠
相棒が笑い声をたてた。
P16
「天使が……」という言葉が、どうにか聞き取れた。
相棒の笑い声は、すすり泣きのようになった。盲人はさらに聞き取った。
「天使が舞い上がってきた」
そう、相棒は言っている。
「舞っている。空で。白い翼を大きく広げて」
これは、結局生きているナイジェルだったということ。そして車漕ぎたちが立ち止まったことによって、この後墜死してしまったのだと、読み終えて初めて気づき、胸が締め付けられるのです。
熱いコーヒーを飲みながら、何気なく隠しに手を入れたら、べとべとしたものに触れた。タヴァーンで食事中に思いつき、持ち帰ることにしたベーコンの皮だ。帰宅したら愛犬のチャーリーにやろうと思ったのだ。激論中だったから、チャーリーが去年老衰で死んだのを、うっかり忘れていた。火のない暖炉に投げ捨てた。
P72
5年の歳月が過ぎたのだということ、けれどダニエル先生の中では、時間の感覚は曖昧で、それはおそらく愛弟子たちの不在によるものだということが伝わってくる。おかしさと切なさが同量こみ上げてくる、さりげない名場面。
魔術師のようにアンディの指は、ゴブレットの上で複雑な弧を描き、あえかな音は幾重にも重なる光の糸のように流れた。薄暗い作業室に、音が光になって充ちるのを、わたしは視た。光はアンディの指先から放たれた。ガラスと水とアンディの指の感触。一瞬こすって、はなれる指とガラスの縁の間に、音は細い蜜の糸となってのびた。切れないうちにさらに糸が重なりよじれて和音をなし、雪の上を走る銀の歯車を連想させ、透明な果物の味を思わせた。低音でさえ、濁りのない音を出した。
P138
実際には「光の糸」も「細い蜜の糸」も見たことないし、「雪の上を走る銀の歯車」も「透明な果物の味」もそれが何だかは分からない。けれど、それでも頭の中には、金色の糸が優雅に舞い、音を作っていく様が浮かんでくる。美しい想像を掻き立てる描写力すごいよなあ。
「彼がナイジェル・ハートを殺すことは、あり得ませんね。あの二人は、妖精王(オーベロン)と妖精女王(タイターニア)でした。(後略)」
P176
アンから客観的に見ても、エドとナイジェルが強い結びつきを持っていることが伺われるこのセリフ。あの二人はオーベロンとタイターニアでした、という表現がエモすぎるんだが…?(困惑)
(前略)強く抱けば、肌から肌に命が伝わってよみがえらせることができる。ディーフェンベイカーさんは、そう信じているように、僕には見えた。ディーフェンベイカーさんの腕の中で、アンディの手足に、次第に意思がかよってきた。僕は、今、思う。僕が死にかけたら、あるいは死んだら、エド、君は僕を、ディーフェンベイカーさんがアンディにしたように、強く、強く、強く抱きしめて、命を分けようとしてくれるだろうか。
P384
別れよう。君がそう言ったとき、僕は微笑んでいたはずだ。唇が上と下に別れるように、そして、二度と結びつくことがないように、僕自身、二つに裂けた。いったん口にした言葉は、決して消えない。取り消したって無駄なんだ。君はわかっていた。僕の微笑は、死が刻んだ慟哭だ、と。死者として生きる?違うさ。僕と二人だけで過ごす未来を、忌避したんだ。君は。君は、僕を恐れていた。
P452
あんなに楽しかったのに。僕が教えた。君に。薔薇亭を。本当のキスがどういうものかを。そして、殺す感覚を。奴は悪党だ。生かしておいたら君がもっとも愛する人がー先生がー絶望的な状況になる。そう、君のために言い訳をつくってやった。いったん決意してからの君の行動は迷いがなかったな。楽しんでさえいたんじゃないのか。策をめぐらすのを。強者だった奴が、ただの<物>に変わる。まったく無力な物体に。素晴らしい達成感を識っただろう。力が快く漲る感覚が目覚めただろう。君はそれを押し込め、自覚していないふりを続けるだろう。自分自身さえ、騙しているだろう。だが、君は識ったんだよ。
鋼鉄のような絆だと思っていたけれど、そうじゃなかったんだね。
P520
君は<普通>なんだ。
僕にはわからない。何が普通で、何が普通じゃないのか。
無邪気で無知なふりをしているのが一番無難なんだけど、疲れる。君には見せた。普通じゃないほうを。それで君に……書きたくない言葉だけれど、嫌われた?
どうして。ああ、僕だって気がついている。一緒にいたら、辛くなる。君は僕のようになりきれない。あそこで生まれ育たなければ、僕のようにはなれない。
怒涛のナイジェルパートがしんどすぎる。
誰にも読ませることのない手記のはずなのに、気づけばエドに問いかけている。エドに見捨てられたと嘆きながら、エドに薔薇亭を教え、悪の道へ唆したことを悪びれもせず語り、再びこちらの道に引き摺り込もうと誑かす。そして、自分自身が社会から大きく外れてしまっていることを自覚もしている。とんでもない揺らぎ・振れ幅と、それを客観視できる賢さが哀しい。
……あそこで生まれ育たなければ、僕のようにはなれない…!
この一言で、ナイジェルがいかに特殊で、誰とも苦しみを分かち合えないことがよく分かって沁みる。そして、彼自身がそれを客観的に理解できている、その優れた知性さえも、何なら悲しい。何も分からないままだったら、いっそ楽だったのだろうに。
読んでいるわたしたちも、「それは確かに、ナイジェルみたいな人は他にいないだろうな」と納得してしまう。
本当の意味で、わたしたちがナイジェルに共感を抱くことはできない。ベドラムの中のナイジェルの大切な人たちも、みんな外からやってきた人だからナイジェルとは違う。なんて孤独なんだろう。外界に出てから、どれだけその差を思い知ったのだろう。
そんなナイジェルだからこそ、エドと知り合った時には、とても嬉しかったんだろうな。ようやく深く己をさらけ出して分かり合える人が現れたと。だからこそ、そんなエドから拒絶されたときには、張り裂けそうな悲しみを味わったのだろうな。読めば読むほど、心理描写がお見事すぎて、もうほんとすごい、しんどい。(何を書いても、最終的には語彙がどっか行く)
「アンディやブルースが、代わりに協力したのだろうな」
P591
判事は想像した。アルモニカは作れなくとも、水を満たした幾つかのゴブレットの縁をこするだけで、身に覚えのあるダッシュウッドを震えあがらせる音は出せる。アンディが恐ろしげな曲を奏で、足の切断面に車を取り付けた悪魔めいた姿のブルースは、常人ならぬスピードで走りまわったであろう。後ろ手に、無水クロム酸の結晶をまく。亡霊をよそおったクラレンスが酒精をかける。エドが発明し、以前ダッシュウッドを脅しつけたやり口の一つだ。火の高さは二、三十インチにも達すると聞いた。
重苦しい終盤で、読み手と判事をクスリと笑わせる描写に少しホッとしました。エドやクラレンスも、前にダッシュウッド卿に復讐したときのことを思い出しただろうな。あの頃はみんながいて、無茶もして、歌を歌って、楽しくて幸せだったと思ったに違いないね。泣ける…。
僕は、僕が望むように君を変えた。
P596
でも、エド、君と再会できたら、君が望むように、僕を変える。
最後の2行の破壊力すごいよーーーーーー切ないよーーーー(床を転げ回る)
思い返せば、ナイジェルが死ぬ場面の描写が、あえて作中で書かれていないことも切ないなと思った。わたしたちが触れられるナイジェルの姿は自分が死ぬとは全く想像していない手記の中のナイジェルばかりでさあ、しかも、本来であれば読まれるはずのなかった手記がナイジェルの死によって晒されるっていう、この構図が痛ましい。
ナイジェルには本当に、心の底から、死んでほしくなかったけど、死んだことで初めて、彼の“本当”を読者もバートンズたちも知ることができるって…もうそれなんて皮肉?だって、もう、そんなの、絶望じゃないですか。皆川先生、えげつなさすぎるよ(大絶賛)
図解を試みる
とにかく複雑だった本作、時代と場所を横断して登場人物が入り乱れるのが分かりにくさの要因だと感じたので、まず前提となる人物相関図と、結局こうでした〜!という解決版人物相関図があれば少しは分かりやすくなるのかな?と思ったので、自分の頭の整理のために作ってみました。
えー…はい、作るのすごく難しかったです。
登場人物盛りだくさんなので、本当は全員収めたかったのですが諦めざるを得ませんでした。
まず、前提となる相関図はこちら。ネタバレなしです。
※クリックで拡大できます!
ロンドンとウェスト・ウィカムという二つの場所、そしてそれぞれ、18年前のアルモニカ・ディアボリカにまつわる事件とナイジェルの手記と、時間軸も現在と過去にまたがる構成になっているので、ざっくり4つに分けてみました。
本当は判事閣下とかアン嬢とかふやけプティングとか入れたかったのにな…ふやけプティングがネイサン・カレンのことを舐めてるとかそういうちょっとしたのも入れたかった…
そして、次が真相解明後の相関図です。
や、ややこしい〜〜!
矢印ぐっちゃぐっちゃになっちゃいました。そしてエドとナイジェルの場所が遠すぎて、二人の関係性について図の中に表しきれなかったです。無念。
でも、書けるスペースがあったとしても、二人の関係性はうまく言い表すことができない、表現できそうにないので、これはこれで良かったのかも。
最後までお読みいただき、有難うございました!
続きの「インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー」の感想もこのあと書く予定(この記事書いてる間に読み終わった)なので、読んでいただけると嬉しいです。