【本の宿】本の街に爆誕した都心型ブックホテル「Book Hotel 神保町」に行ってきました

本の街・神保町にブックホテルが出来たようです。

当ブログで一番人気の記事がライブラリー付きホテルまとめ記事なだけに、ブックホテルと聞くと心中穏やかではいられません。

https://sunset-rise.com/summary/hotel-with-a-library

「Book Hotel神保町」については少し前からSNSで見かけて気になっていたのですが、月曜日に休暇が取れる日があったので、日〜月で行って参りました!
都内に住んでいるため千代田区に泊まる意味は全く無いのですが、あえて泊まりましたよ神保町に。

要点まとめ

せっかちな方向けに要点だけ先に書いておきますと、

冊数は多い訳ではありませんが、ジャンル横断で有名作品(割とライトめが多い)が置いてあるので「この作品気になってた〜」というものが見つかる!

★漫画も置いてあるので、「読みたいものないやんけ!」という方でも何とかなる!

ビジネスホテルと同程度の料金なので、フツーにビジホとして使うのもおすすめ!

です。気になった方はいますぐチェック!

ホテル詳細

  • 公式 → WebサイトTwitternote
  • 旅行サイト → Booking.com楽天トラベルじゃらん
  • 住所:東京都千代田区神田神保町2丁目5-3
  • 公式HPにお部屋の紹介などがありますが、アメニティ周りがあまり記載されていないので、その辺を中心に利用した感想や、どんな風に過ごしたかを書いておきます。

    アメニティ一覧と推奨持ち物

    アメニティとしてご用意いただいているもの

    1階フロント横のアメニティバイキング:
    お茶(紅茶、緑茶、フレーバーティー)、除菌シート、歯ブラシ、綿棒、歯間ブラシ、体洗うタオル、スリッパ、ヘアブラシ
    ※他にも色々ありましたが、覚えているだけでこのくらい

    お部屋の中:
    シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、洗顔&手洗い兼用石鹸、大小タオル、ヘアアイロン、コップ、電気ケトル、マグカップ、体重計、ドライヤー(ナノケア)、フェイススチーマー(ナノケア)、加湿付空気清浄機、エアコン、リセッシュ、冷蔵庫、金庫、プラネタリウム(?!)

    持って行った方が良いもの

    女性はスキンケア用品。それと、冷蔵庫は空っぽなのでペットボトルのお水やお茶など。
    後は大体なんとかなるのでは…?(近くにコンビニがあるし、駅前にはドラッグストアもあるので何とでもなります)

    掻っ払ってきたアメニティ類

    館内徹底解剖

    最安だったツインルームにお泊りしたのですが、その中でもデスク付きのお部屋かマッサージチェア付きのお部屋かを選ぶことができたので、マッサージチェア付きにしてみました。

    まず清潔!綺麗!ありがたい限りです。

    ※申し訳ないことに、お部屋の写真を撮りそびれました。。しょんぼり。

    確かここって別のホテルだったのがひっそりと閉業したな…と思ったらいつの間にか「BookHotel神保町」さんが開業していたので、居抜きなのかも。
    (清潔なのは間違い無いですがピカピカの新築という感じではなく、壁が削れてたりしてたので)

    気になる本の品揃えについては、正直あまり数は多くないですがなんらか読みたい本は見つかると思いました。

    ↑のように、各階のエレベーター降りたところに本棚が設置されている形式。

    スペースが広く無いので、置ける冊数は限られています。これが12フロア分ある感じ。

    量的にはやや物足りない印象ですが、各フロアごとにテーマが違っていて置いてある本も興味をそそられるものばかりでした。しっかり選書されている…!と嬉しくなりました。

    わたしが訪問した際のテーマ

    滞在の流れと読んだものについて

    16時:チェックイン〜館内探索
    ★ちょっとだけ読書タイム
    19時:夕食

    近くのお店でビャンビャン麺を食べました。神保町といえばカレーが有名ですが、日曜だと結構お休みだったり、早く閉まってしまうのですよね。。

    麺がモチャモチャしてて美味しい

    23時:お風呂
    ★読書タイム
    27時:就寝
    9時:起床
    10時:チェックアウト

    さて2回の読書タイムを挟んだわけですが、読んだ本はこちら!

    「なないろクリームソーダ」は神保町のとある喫茶店を題材にした絵本。

    「南国トムソーヤ」と「九龍ジェネリックロマンス」は漫画ですね。

    「世界遺産の教室」は写真がメイン。

    なので、しっかり小説として読んだのは「三千円の使いかた」と「むらさきのスカートの女」でした。

    ※そしてむらさきスカートは同行者のみ読んで、わたしは読まず……後日図書館で借りて読みました😇

    「三千円の使いかた」は以前書店で見かけて気になっていたのでわ〜い!と思って読みましたが、いろんなライフスタイルの人たちがお金の悩みに直面する連作短編集で、まぁそんな感じだよね……という仕上がりでした。

    お金のこと(貯金とか、投資とか、老後のこととか)を考えるきっかけにはなるので、やる気出ないんだよな…という方にはおすすめかも?
    でもしっかり文庫本一冊読んでやろ!と思うひとは、そのくらいのやる気があれば十分行動に移せそうだから、やっぱり誰向けの本なのかがよく分からなかったかな😂

    写真に写した本たちは就寝前の時間にかけてサクッと読んで、あとは「へうげもの」(織田信長の時代に、茶の湯と物欲に魂を奪われた古田左介(後の古田織部)が出世欲と物欲の間で悶絶する歴史モノ)寝落ちするまで読んでました笑

    へうげもの面白かったな…続きが気になる……。

    感想と気になるお値段について

    料金がどえらい安かった(後述)ので、基本的に何もいうことはありません。

    その上で二つだけ。
    自動販売機を館内のどこかに置いていただきたいな〜と思ったのと、小さくで良いのでベットサイドにテーブルが欲しいな〜と思いました。

    ①自動販売機については、夕食後にコーヒーだけ買って帰ってきてしまい、お風呂入った後にお茶とかお水飲みたい…となったときにコンビニまで行くのが面倒だったので。水道水飲めば良いのだけど。

    ②テーブルは、お部屋のレイアウトを考えると難しいのは承知の上で、飲み物やお菓子を置くのにちょっと不便だったので。

    あと構造上仕方ないのかもしれませんが、別の階に本を取りに行った時に、女子会っぽい話し声が廊下まで爆音で響いていたので、騒ぐと筒抜けになりそうです。滞在中はお静かに過ごされることをおすすめします。

    それ以外は特に言うことありませんです。

    プレオープン価格で泊まらせていただいたので、正式価格がいくらなのかにも寄りますが、お値段に見合った滞在ができるのでは。

    事前予約すればおすすめの本をセレクトしてくれるサービスだったり、コーヒーとチョコと本をペアリングしてくれる有料サービス(HPなどに値段書いていませんが、わたしが泊まった時は五百円でした)を用意されるなど、ソフト面でも工夫されている様子が伝わってきます。フロントの方にも丁寧に対応いただきました。

    ただ最初に申した通り、壁一面本棚!とか、ラウンジで本が読める!とか、圧倒的な冊数!とかでは無く、ビジネスホテルにライブラリーが付いた程度の設えになりますので、検討される方は承知の上で利用することをおすすめします。

    そして最後に気になる料金は……、

    日曜宿泊・素泊まり・二人利用・ツインーむで合計4,000円!

    やっっっっす!!!

    ひとり2,000円!!!やばい!!!

    しっかりベッドとシャワーが付いてる漫画喫茶だと思ったらもう破格すぎる。正式価格はおいくらなのかしら。

    気になる方はぜひお試しくださいませ。最後にもう一回、ホテルの詳細を載せておきますね。