【祝100記事】人気・おすすめ記事まとめました
ついに、ついに、このブログの投稿記事が今回で100回目になりました〜!😳☺🤗
このブログは2018年から始めたので、3年経ってまだ100記事か…と思わなくもありませんが、細々ながら続けてこれたのも、そっと見守ってくださっている皆さまのおかげです。
このブログにはコメント欄設置していないので(設置方法が分からないのと、仮に設置したとしてタイムリーなご返信が難しいので…)、見に来てくださる方と直接のコミュニケーションも取れていないのですが、アクセス数はいつもしっかり見ています。
おかげさまでブログ設置以降右肩上がりに増えておりまして、ニヤニヤしてます、有難うございます。
中には、わざわざツイッター経由で感想を教えてくださる方もいて、とっても嬉しいですし、またコメント欄設置していないためにお手間をかけさせてしまって…と申し訳なかったり、いつもソワソワしています。本当に有難うございます。
さて、この日頃の感謝をなんらか表現したい…ということで、せっかく100個も記事が溜まりましたし、人気記事をまとめてみました。
初めて遊びに来てくださった方も、リピーターの方も、ああこんな記事もあるのね、とご参考になりましたら嬉しいです。
その前に、本ブログのご説明を少しだけさせていただきます。
本ブログの説明書
このブログというかサイトというか…は、大きく2つのコンテンツで構成されています。
Impression … 読書感想+αのブログ
つれづれな読書ブログです。100記事超えましたやった〜!
カテゴリとタグで記事を探せるようになっています。本選びのお供によろしければ。
●カテゴリ別に本を選ぶ
全ての出版物に敬意を込めるという前提で、わたし個人の独断と偏見による評価をつけています。
★★★★★:押し付けてでも読んでいただきたい一押し本たち
★★★★:問われたら面白かったよ!と元気よく答える本たち
★★★:興味があれば読んで損は無いですよと思う本たち
★★:個人的にはちょっと…面白かったと感じる人の感想が聞きたくなる本たち
●タグで本を選ぶ
「ファンタジー」「ノスタルジック」などのキーワードで本を選ぶことができます。
ここにそのタグたちをずらっと並べたいのですが、うまくリンクが貼れないので(すみません…)お手数ですがサイトトップページの真ん中らへんからご確認ください。
Best recommended!! … 一押しの作品を全力で紹介
特に、本当に、心の底から、大好きな本たちは記事で紹介するくらいでは気持ちが収まらないので、それぞれ特集記事を作っています。登場人物紹介とか、名場面集とか載せたり。
デザインやレイアウトにも力を入れているのでぜひご覧いただきたいのですが、スマホ表示未対応なので、スマホで見るとグッチャグッチャになっており、素直におすすめすることができないというジレンマに陥っています。
このサイトを見に来てくださる方々、8割がスマホだとアクセス解析が言っているので、いつまでもスマホ未対応なのはちょっとどうかなと思うのですが…
特集記事を見る
薔薇のマリア:ライトノベルの皮をかぶったハードノベル、最高
空色勾玉:数多の少女たちを沼に落としたであろう古代ファンタジーの北極星
白鳥異伝:世界の果てに離れた幼馴染を求める古代ファンタジー、話が重い
図書館の魔女:突如現れたファンタジーの新星にして超大作、ロマンの塊
風が強く吹いている:箱根駅伝に臨んだ10人の挑戦、悲しくない涙が止まらない
ほたるの群れ:未完ですが大層面白い現代のファンタジー、胸が痛い
人気記事ランキング
さて、いよいよ人気記事のご紹介です。ここ1ヶ月のアクセス数からランキングを作成しました!
第10位:あやうく一生懸命生きるところだった
まさかの星2つ作品が10位にランクイン。
少し前に話題になった本ですが、感想を書いたブログがネットにあまり転がっていないようで、棚ぼた的にこのブログに来てくださる方が多いようです。
個人的には読んでモヤモヤが募った本なので、感想もどこか薄ぼんやりと、モヤモヤっとした仕上がりです。
自分が読んで欲しい本の記事・よく書けたと思う記事と、実際に見ていただけている記事はイコールでは無い、という好例ですね。
第9位:ネバーランド
恩田陸さんの爽やかミステリー・ネバーランドが9位でした。
地方名門校の寮にて、男子4人が年越しする話です。恩田陸さんが「トーマの心臓をやりたかった」と語っておられるように、ちょっとしたブロマンス要素あり+しっかりミステリーで、ドキドキする読みごこちです。
年越しの話なので、年末に読むと年の瀬感があっていいと思います。ページも少なく、さらっと読めます。おすすめです。
第8位:錦秋
秋になるとSNSに出没する頻度が上がるように思う、宮本輝さんの「錦秋」が第8位でした。
この記事では、SNSの感想をいくつか引用させていただいたり、”バズり”の発生源がどこからなのか?と考察してみたり、あれこれやって見たのがアクセス数が多い理由かもしれません。
1982年の作品ですが、色褪せない魅力のある本でした。秋の季節におすすめです。
第7位:ボクたちはみんな大人になれなかった
映画化が決定した燃え殻さんのデビュー作品が第7位でした。
どうせ今時の”映え”を意識した中身スッカスカの本なんでしょ…?とめちゃくちゃ穿った見方で読んだところ、普通に良作だったので申し訳ない気持ちでいっぱいになった本でした。
罪悪感も手伝って、面白いんですよ!ということを必死にアピールした仕上がりになっており、記事を読み返すとちょっと笑ってしまいます。映画も気になるなぁ。
第6位:ザリガニの鳴くところ
表紙の淡いピンクが印象的な「ザリガニの鳴くところ」が第6位でした。
2021年の本屋大賞翻訳部門1位なのですが(おめでとうございます!)納得の力作です。
ノースカロライナの風を浴びたい方は是非。広大な自然とそこに生きる少女を描いたドキュメンタリーを見てる気持ちがします。
第5位:後宮の烏
白川紺子さんの中華ファンタジー「後宮の烏」が第5位でした。後宮って響きにあらゆるドラマが詰まってますよね。おらワクワクすっぞ。
記事の後半に登場人物一覧を噛ませたのが高アクセス數の理由なのでは?と分析しているのですが、大変恐縮ながら続刊は未読でして…先日6巻が発売されたことは認識しております。
(表紙の絵がとても綺麗なのだけど、だんだんライト文芸でーす!という雰囲気になって来ていて、食指が伸びないのですよね…話も面白いのだけど)
第4位:私の男
第138回直木賞受賞、桜庭一樹さんの代表作「私の男」が第4位でした。
大学生だった当時初めて読んで、淳吾(主人公の父親代わり)の危うい色気に打ちのめされたのですが、先日再読したら扱うテーマの罪深さに震えました。
桜庭作品にハマるきっかけになった作品。抵抗感のない方には是非お試しいただきたい名作です。
第3位:サラバ!
第152回直木賞受賞(直木賞ってやっぱり外れがないですよね)、西加奈子さんの代表作「サラバ!」が第3位でした。
なんかすごい推されてるけど、エジプトが舞台って言われてもあんまりソソらないな…と穿った気持ちで読み始めたらとんでもなく面白くて驚きました。(穿ってばっかりでごめんなさい)
「この話はわたしのために書かれたものだ」と思わず考えてしまうほど、力強く、優しく寄り添う作品です。
自我が強めの兄・姉を持つ全ての弟・妹が読むべき作品だと思います。
第2位:一度は泊まりたい本の宿
一度は泊まりたいブックホテル・旅館をまとめた記事が第2位でした。
確かにまとめるのに時間も気力も使ったので、個人的にも納得です。
全国津々浦々のライブラリー付きのホテルや宿を26個ご紹介しているので、是非ご一読ください。長いけど。
ひとり旅も大好きなので、読書×旅を組み合わせたコンテンツを今後増やしていきたいな〜と目論んでいます。
第1位:テスカトリポカ
堂々の第1位(2位にそこそこの差をつけて)は、第165回直木賞受賞作「テスカトリポカ 」でした!
アステカ古代文明と日本の裏社会とが、川崎で(!?)交わるというつよつよダークエンタメです。まず設定が面白すぎる。
でも、このパワーワードたちが破綻することなく緻密に繋がり、織り上げられ、終わり方もなかなか…で、直木賞も納得という仕上がりっぷりなのです。素晴らしい。
こちらも登場人物一覧をつけていること、それから発売後早々に(直木賞受賞前に)読了してブログを公開していたことが、先行車利益的にアクセス数を稼いでいる要因なのだろうと理解しています。
主人公・土方コシモくんの無垢なダークヒーロっぷりに、病みつきになること請け合いです。おすすめ!
おすすめ記事も少しだけ
はい、以上が人気記事ランキングでした!
「テスカトリポカ 」が直近で直木賞を受賞したことでブーストが効いている感じがしますね。またしばらくして人気記事のご紹介をしたら、また順位が入れ替わっていそうで楽しみです。
さて、ここからはアクセス数には関係なく、個人的に気に入っている記事をいくつかご紹介していきます。
先ほどご紹介の通り、5点満点で評価をつけさせていただいているため、おすすめ記事も自然と星が多いものが多いですね。
本の宿まとめがご好評だったことに味をしめて…という下心は無い…いや若干はあるのですが(あるんかい)、`ブックカフェまとめを始めました。
ブックカフェって、行ってみたら(おもてたんと違う…)と思うことってありませんか?(笑い飯好き)
ということで、わたしが実際に訪れたブックカフェだけをご紹介しています。自分にとっての理想的なブックカフェを追い求めた放浪記です。徐々に店舗数を増やしていきたい…
なんかもう疲れた…というクサクサした心を癒してくれるもの、それは阿佐ヶ谷姉妹です。(謎の断言)
もともと「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」好きということもあり、普通に好きレベルだったのですが、このエッセイを読んで大好きになりました。
電子版がちょいちょいセール対象になっているので、是非お気軽にどうぞ。
読書ブログなのですが、気が向いたら旅の感想も投稿しています。
本当はブログ分けた方がいいのでしょうけど…旅の方は不定期更新すぎるので…noteに移そうかなどうしようかな…と運用を悩み中なので、ある日スッパリ消えてしまうかもしれないのですが、万座プリンスホテルに対して誰よりも詳しいレポートをした自信があるのでご紹介します。
詳しい分ものすごい長文なので、全部読んでいただいた方には申し訳なさしか無いです…。
要約すると、万座プリンスホテルは
- ご飯が美味しい
- 温泉は一番景色がいいところは混浴なので女性ひとりだと勇気が出ない。ので、楽しみきれない
- 施設の老朽化が気になってしまい、優雅なホテルステイ…とはいかない
- でもご飯は美味しい
こんな感想なので、これで大体分かったよという方は読まなくて大丈夫です。(何で書いた?)(書きたかったから…)
ちょっとマイナー作品からおすすめ本を一つ。内容が結構難解というか仕組みが複雑なので、大人が読んでも読み応えがあり、お話としても切なめなファンタジー「煌夜祭」です。
向山貴彦さんの「童話物語」や小野不由美さんの「十二国記」、上橋菜穂子さんの「獣の奏者」あたりが好きな方は十中八九これも好きなはずです。
あまりに複雑なので、自分の理解のためにkeynoteで図解を作ったのですが、参考になるという感想をいただいたので、客観的にもご評価いただいておりますということで紹介させていただきました。
大人向けファンタジーと聞いたら黙っちゃいねェよ?という方はぜひぜひ。
最後までお読みいただきありがとうございました!
更新はますます不定期になりつつあるこちらのブログですが、物語に助けられてきた恩返しとして、この独り言みたいなブログが、いつか誰かの本選びの参考になったらいいな…と、海に小瓶を流す気持ちでこれからも更新するつもりです。
引き続き、よろしくお願いします〜ッ!